内科医会について

当会の設立は昭和38年に遡りますが、会の設立に携わった諸先輩の話では、当時、病院や診療所毎に活動していた内科専門医が、香川県の内科診療レベルを底上げすべく自発的に集まって学術的活動を展開し、その証として学術雑誌を発行したと理解しています。その後、昭和55年に香川医科大学(現、香川大学医学部)が開学され、当会と医学部との交流が深まるにつれてその学術性には相互に磨きがかかり、各部会の活動が活発化する中で当会もその形を変えてきました。
現在、内科部会、呼吸器部会、循環器部会、消化器部会、糖尿病部会、血液部会、肝臓部会の7つの部会が活発に活動を行っており、同時に「香川県内科医会誌」にも各部会から総説、原著、症例報告が寄稿され、査読を経て発行されています。
この活動の中でも、学術雑誌の定期刊行については、香川県は小さな県であるにもかかわらず、編集委員会メンバーの尽力によって一度も中断することなく継続されており、このことは ‘手前味噌’ながらも賞賛に値すると考えています。今後とも、若手医師における論文発表の登竜門であったり、あるいはベテラン医師の相互啓発であったり、自身の活動の総まとめであったり、様々な目的で使われることで、先輩達の意志を発展させ、次代に継承することが現役員の責務と考えます。
一方、部会活動については、部会によっては他の学術団体との共催も行われており、これは時代の変遷とともに必然的な経過として受け止め、内科医師が不足しがちな現状では、今後とも相互に啓発しつつ支え合っていける仕組みを発展・維持すべきと考えます。
以上、内科医会の紹介としてはやや重たい内容になってしまいましたが、今後の活動を維持するには、会員各位のご理解とご支援が不可欠と考えておりますので、宜しくご協力頂きますようお願いします。

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令和2年6月
香川県内科医会長 徳田 道昭

(さぬき市民病院)