令和5年度香川県内科医会総会ならびに特別講演会の中止について
令和5年7月3日
令和5年度香川県内科医会総会ならびに特別講演会の中止について
新型コロナ感染も5類扱いとなってやや下火になっているようで、人流もかつての賑わいを取り戻しある昨今、会員各位におかれては、精力的に診療されておられることと拝察します。
さて、標記の件については、本年5月に総務委員会を開催し、昨年度の事業報告と決算、ならびに今年度の事業予定と伴う予算について役員方々に協議いただきました。
その中で、本年の総会と特別講演会については、新型コロナ感染の動向を見ながら会長が決定するという方向性が承認されました。
ついては、下記の理由によって、今年度の総会ならびに特別講演会は中止とさせて頂きたく、副会長とも合意に達したので報告致します。
- 新型コロナ感染の影響で延期されていた特別講演会を、本年3月に開催した影響で、例年6〜7月に開催される特別講演会の準備が間に合わず、今年度は特別講演会を中止すること。
- その場合、総会だけの開催では多くの会員の欠席が予測されること。
- 一方では、新型コロナ感染が鎮火しておらず、かつ第9波の気配すらもある中で100名程度の会合を開催することには、感染拡大の危険性が払拭できないこと。
このことに関連して、
- 会則によって、昨年度の事業および決算、今年度の事業計画および予算については、総務委員会の議決を総会の議決として採用すること。
- 総務委員会の議事録はHP上で公開し、会員は閲覧を可能にすること。(パスワード管理)
としますので、会員各位におかれては、7月中旬までにはアップロード予定の総務委員会議事録について、当会HPから一度ご通読下さい。
また、来年度の特別講演会については、「総合診断学」「見落としやすい身体所見」「臨床推論」などの、各部会の基礎にも共通するようなテーマで、若い医師(研修医、専攻医)や指導者を対象とした講演会を企画することが若手医師の入会を勧める当会にとっても賢策のように思われ、現在、副会長方々とも相談しながら準備を進めています。
文末になりましたが、依然として新型コロナ感染の余波に苛まれつつも、通常の医療活動を再開しなくてはならない中、会員各位にはくれぐれも感染に留意され、提供すべき医療の質と量を担保ください。
香川県内科医会長
徳田道昭(さぬき市民病院長)
カテゴリー: お知らせ